王と呼ばれる男はソファーに身を沈め、深く息を吐いた。
赤の魔法少女を屠った戦いそのものは圧勝というしかなかったが、決して心躍るものではなかったからだ。
「お帰りですか、我等が王」
痩身のプロフェッサーが恭しい態度で現れた。
「済んだよ。……ああ悪い、ベルトは壊れた」
「データは随時受信しておりました。また新しく作ればよいのです。それで、いかがでしたか性能の方は」
プロフェッサーの眼鏡がキラリと光る。
「まずまずだな。……しかしデザインをどうにかした方がいいんじゃないのか。讃岐教授の二者択一ライダーを参考にしたのは、まァいい趣味だと思ったが」
「お気に召しませんでしたか……」
残念そうなプロフェッサーだったが、王の興味は既に別のところへ移っていた。
(見逃すわけにはいかなかったとはいえ……獣欲のまま動くのは些か後味が悪かったな……)
戦いに勝てば、日常に戻れたかもしれない。
戦いに敗れた彼女は、本当なら日常に戻るどころか、この世から去らねばならないはずだった。
であるにもかかわらず、生きて帰ってこれたのは。
「……」
彼女の手の中に、玉石の破片がある。
自らを以って蘇生させてくれた相棒。
その魔力の欠片を握り締める。
かつて、彼女は姉を失い、そして今度は戦友を失った。武器も無い。
「……いえ、武器ならある」
左胸に手を当てる。
「……仇は、取る、わ」
それは、先日両者が出会った場所。
同じ所で、少女は、男を待っていた。
「……生きていたのか」
今度は偶然ではない。
少女は強力な魔力を抑えもせず、魔物を誘っていたのだ。
「どうして、こんなことをするかな。大人しくしていれば、普通の女の子として生きていけたかもしれないのに」
慨嘆を隠さないが、その態度が少女には腹立たしかった。
「貴様達は私から姉を奪い、夢を奪ったからよ…!」
わからない、といった風に首を振る、魔物達の王。
「夢は呪いだ。君はそうやってずっと取り憑かれたままでいるのか」
「だから、貴様を殺す……!」
これ以上、語り合う言葉もなかった。
「わかった、戦ってやる。来なさい」
戦場は、前回と同じ場所。
正真正銘一対一。横槍は王の矜持が許さなかった。
「それでは始めよう」
瞳が赤く染まり、身体が人間以外のモノへ置き換わる。
その有様を見つめながら、少女は戦友の破片をポケットから取り出した。
「我が姉の名誉のために、我が友の心の安らぎのために…」
握り締める。破片が砂に変わっていく。
「見ていて…最後の、変身!!」
少女の身体が光に包まれる。現れたのは、漆黒の戦闘衣に身を包んだ魔法少女。
<グルルルルァ……>
竜人が唸り声をあげ、そして。
跳んだ。
まっすぐ魔法少女めがけて突撃する。
鎧袖一触、それで全てが終わるはずだった。
だが、少女は素早く上空へ飛ぶ。先日よりも動きが良くなっていた。
「これは興味深い……」
離れた場所から眼鏡の男が観戦している。
王に助太刀を厳禁されているが、元々その必要もないと思っていた。
「命そのものを魔力に変換していますねぇ。相打ち狙いですか?浅はかな……」
少女は回避行動に専念していた。
時折、隙を突いて黒い魔力弾を乱射しているが、当たっても強固な鱗には小さな傷しかつかず、外れて地に穴を開けるぐらいだ。
それでも彼女の集中力は途切れることなく、戦闘は続いていた。
「妙ですね……王の周りをグルグル逃げ回っているだけです」
最初に気付いたのはプロフェッサーだった。
「あのような攻撃、王に通じるはずがないことはわかっているはずですが……」
目を凝らす。眼鏡がキラリと光った。
そして。
目を大きく見開く。
「まさか……王が危ないっ!!」
(かかった!破壊衝動に突き動かされる竜人体なら、この魔法は見破れない!)
足を止める。肩で息をしているが、気力は充実していた。
竜人はほぼノーダメージだったが、彼女は勝利を核心した。
「てぇぇぇぇい!!」
地に右手を突き、魔力を注ぎ込む。
竜人を囲むように魔方陣が浮かび上がった。
「やはり、狙っていたのは王自身ではなく、地に刻んだ魔方陣!」
プロフェッサーは全速力で飛んでいく。
「あの魔法は……竜人体である王なればこそ、致命的!」
左手を掲げた。
「今度こそ、貴様の命、神に還せ!」
振り下ろそうとした瞬間。
<驚いたな。魔竜封陣とは、こんな古い魔法も使えるのか。対象の魔力を利用して封じる魔法、確かに私になら有効だ>
猛獣の雄叫びではない、知性を感じさせる声に少女は耳を疑った。
竜人が大地を踏み抜く。
亀裂が広がり、あっけなく魔方陣は消失した。
「うそ……」
呆然とした表情。
竜人体は、凄まじい魔力を発揮できるものの理性のカケラもない魔獣と化す諸刃の剣。
現に、先日の彼女はそれを身をもって思い知ったはずである。
であるからこそ、知性ある相手では成立しえないこんな策に出たのだ。
<父上なら、引っ掛かったろうね。純血種だからだ。私も強い破壊衝動はあるんだが、制御できないほどじゃない。先日は衝動に身を任せてたから分からなかったろうけど>
尻尾の一撃を浴びせ、魔法少女は人形のように吹っ飛んだ。それで意識を失ったため、次の言葉を認識することはなかった。
<私の母親はね、人間なんだ>
プロフェッサーが降り立った時は、決着がついた直後だった。魔法少女の漆黒の戦闘衣は、元の赤に戻ってしまっている。
「ご無事ですか、我等が王」
竜人体から人間体へと戻っていた。
「何か切り札を用意してるだろうとは思ってたけど、まさかあの魔法とはね……少しヒヤッとしたよ」
「それでも王の優位は揺るぎませんでしたな。しかしようやく我等魔物の組織化が成されつつある今、危険なことはお控え下さい」
血相変えて飛んできたじゃないか、とは言わなかった。
「で、この娘、いかがいたします?」
気絶しているが、死んではいない。茫然自失したところへキツイのもらっただけであり、ダメージもそれほどではないだろう。
「……」
少し迷っていた。心底惜しいとは思ったが、見逃すこともできない。王の沽券に関わるからだ。
「……好きに、してもいい。私にはもうどうでもいい存在だ」
「御意」
若い王は己の思考から不屈だった魔法少女のことを振り払うと、立ち去った。後にはプロフェッサーが残された。
「ん……ここは……」
目覚めた時、目に入ったのは薄暗いコンクリートの壁。
あたりを見回す。一面コンクリの壁と、扉がひとつ。地下だろうか、ほとんど物音が聞こえない。
ただ、中央付近に穴のようなものがぽっかり開いていた。
自分の状況を確認する。仰向けに寝かされている。起き上がろうと思ったが、全身に痛みが残っていた。両手を皮手錠で拘束されていてうまく動けない。
「お目覚めですか、お嬢さん」
声がした方向を見やる。眼鏡をかけた痩身の男がニヤニヤした顔でいる。
「貴様も魔物か!今すぐここから出しなさい!」
ガチャガチャと手錠を鳴らしながら暴れようとする少女だったが、男は冷笑を浮かべるだけだった。
「少し静かにして頂けますか」
側に立ち、柔らかいお腹を踏みつける。
「がっは……!!」
「アナタは負けたのですよ?ご自分の運命を自覚なさったらどうです」
パチンと指を弾く。
すると、部屋の中央にある穴からぞぞぞと触手が何本も沸いてきた。
やがて、そられは絡み合い、そそり立つひとつの柱を成す。
男は拘束された少女をその近くまで蹴り飛ばした。
「がッ……げほ、げほ、何をする…!」
「まだおわかりにならないようですね」
近づき、両手を掴んで引き上げる。
そのまま、触手柱をまたぐように移動させた。
ぐねぐねと蠢くソレを見て、高校一年生の魔法少女の顔色が変わる。
「また……こんなことを……!」
「ああ、つい先日死ぬまで犯し抜かれたばかりなんですよねェ。いやあ気の毒に、二回続けて同じ目に遭うとは」
全く気の毒に思ってんない発言に少女は激昂する。
「や、やれるものならやってみろ!私は、お前達には屈しないんだから!」
「ではお言葉に甘えて……」
しゅるしゅると触手が伸び、男の代わりに両手を絡め取る。
男は手を離し、数歩下がって見物体勢に入った。
少女の細い体が少しずつ触手柱めがけて下げられる。
何本も寄り集まっているそれは、太い。どう見ても太すぎる。
先端が下着に触れた。
しかし止まることなく、そのまま下降を続けようとする。
「ちょっと……待ちなさ……っ!」
「その人造魔物は私に似て頭が結構いいんですよ。性格は悪いですが」
下着の上からゆっくりと膣口に先端がめりこんでいく。
「いや、やめ、あ、あ、あ、あ……」
そのままずぶずぶと、下着ごと奥へ。
「ふざけるな……あ、ぎ、がぁ、おあ゛ああ゛あああ……!!」
反応を愉しむかのようにじわじわと挿入される極太触手。
やがて、伸びきった下着がビリ、と破れた。
それでも侵蝕する速度は変わらない。
子宮口にこつんと当たる。
「……っは…あが、あぎぃ、がああ……」
既に口をぱくぱくさせているが、ようやく止まる、そう思っていた。
しかし。
「おぁ?うあおあああがおおおあああ!!??」
止まる気配はなく、同じ速度で尚もめりめりと子宮口をこじ開けていく。
更に奥の部屋に入った。
子宮壁に到達する。それでも。
「や゛め゛、やめ゛ろ、破れ゛、死゛ぬ゛う゛うう゛うう!!」
子宮壁を更に上へ押し上げる。内臓が圧迫され、呼吸困難に陥っていた。
圧倒的な質量と苦痛で意識が遠のいた瞬間。
ぬぼおおおお!!
「はぎぉおおおお゛お゛お!!!!」
一気に膣口まで引き抜かれる。
そして。
ずずず……。
またゆっくりと奥を目指す。
「きっ、きさま、こんな悪趣味な゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!??」
今度はギュルギュル回転しながらだった。抉られるというより削られそうな異常な感覚。
「お気に召したようで何よりです」
男は心底楽しそうに微笑んだ。
触手柱は何度もゆっくりと嬲った後、今度はいきなり激しく動き始めた。
勢いをつけて前後に動き、触手同士が不規則に分離・結合を繰り返して膣壁を内側から拡げ、お腹が盛り上がる。時折ドリルのような高速回転で猛烈に抉る。
「ひ、ぐぎゃっ、ぐあ゛おぁっ、ひがぁっ、おごあう゛えあ゛あ、あ゛、あ゛、あ!!!!」
突き込まれる度に潰された蛙のような無様な悲鳴。
だが、瞳だけは敵意の色をなくしていなかった。
やがて、触手の動きは激しいストローク一本になる。
「ぐぇっ!がぁっ!あぎぃっ!」
触手群の根元から激しい震えが起こり始めた。それは急速に上へ上へと駆け上がる。
秘所に達した。寄り集まった触手が震える。
「あい゛い゛い゛いい!?まさか、やめ…ろぉっ!」
勿論やめるはずがない。膣内を通り子宮口を経てその奥へ。
来る、と魔法少女は身を硬くする。だが、予想した放出は訪れない。
不審に思ってボッコリ膨れた下腹部をみやる。
瞬間。
「はおごがああああああ!!!」
収まっていた震えが再開された。
同時に、口の中へも暴発寸前の触手がねじ込まれる。
「はおごぉおう!!!」
(こいつ、愉しんで、弄んで……)
いいように嬲られている悔しさに涙が滲んだ。
そして、上下同時で堰を切ったような激しい奔流が彼女を襲った。
「ごぼ、がぼぼ、おぼぅうぶぶ、がぼぁっつ!!!!」
息ができない。量が桁外れなので飲み干すこともできない。口から溢れ出し、ビチャビチャと戦闘衣を汚していく。
下はあっという間に子宮を満たし、お腹がどんどん膨れ上がっていった。触手は射精しながら胎内を掻き回し、いくらかは膣口から放出されている。
数分間に及ぶ射精が終わり、お腹を膨らませた女子高生が触手柱の上でひくひくと痙攣していた。
「おっと、まだこれからですよ」
つかつかと近づき、下腹部を思いっきり殴りつける。
「げぼっ!!」
口から汚濁液が吐き出される。膣口からも。
「いい弾力ですねえ」
そのまま数回殴りつけ、胎内の精液を叩き出す。
そしてまた触手が動き始めた。
「ごっほ……がぁ……ほんと……悪趣味……い゛がっ!!」
「まだ言いますか。こういうのはどうです?」
パチンと指を鳴らす。
バチバチバチバチ!!
「お゛ご゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!!!」
胎内で放電。
全身が激しく痙攣する。
「おお、うまくいってますね。この能力を持つ魔物は割とレアなんですけどねえ。私の部下にいたんですよ。もう死んじゃいましたが。惜しい魔物を亡くしました」
彼の説明など聞こえていない。だから、コイツは様々な魔物が持つ女性を嬲る能力を併せ持ったモノであることも認識できなかった。
暫く放電を試してみたが、刺激が強すぎたのか、反応がなくなってきた。
「おっと、いけませんね」
触手柱が鈍く輝きだす。
その輝きが、秘所から魔法少女の胎内に注ぎ込まれていった。
「……はへ?」
少しずつ意識が形をなしていく。
身体にも力が戻ってきた。僅かだが、魔力も回復しつつある。
(……チャンス!?)
素早く両手に魔力を集中させ、手錠を破る。
「ほう、やりますね」
そして、自分を突き刺している触手柱に両手を押し当て、魔力を放った。
「っく、はぁぁああ!!」
衝撃がダイレクトに子宮に響き、苦悶に喘ぐ。だが即座に意識を繋ぎとめて命中箇所を確認した。
数本の触手が千切れ飛んでいる。だが、それだけだった。
黒い穴から同じ数の触手が生えてきた。状況は何も変わらない。
また、鈍い光が膣内から注ぎ込まれる。
(こ、今度こそ……!)
ありったけの魔力をぶつける。
「は……ぎ……!!!」
歯を食いしばって下腹部に響く衝撃に耐えた。しかし、結果は同じだった。
(まさ……か……)
「もう終わりなんですか?」
楽しそうに笑う眼鏡男。
(わざと力を与えて……)
「安心してください。死にそうになったら、先程のように魔力を少しだけ分けてあげますから」
簡単にも死なせてくれない。
魔法少女の魂を、絶望が包み始めた。
どれほどの時間が経っただろう。
今が昼なのか、夜なのかもわからない。
「う……あ……」
何度目か数えたくもない放出を子宮に受け、少女は呻き声をあげた。
また微量の魔力が注がれる。
「ころ……しなさい……もう、殺して……」
耐えられない。永遠に続くのではないかと思われる責めに、彼女の強靭だった精神は焼き切れる寸前だった。
「お断りしますよ。こんな楽しいオモチャ、長く愉しまないと」
残酷な返答を聞いて、意識が闇に落ちていった。
真っ白で何も見えない。
自分がどんな状態なのかもわからない。
ただ、救いを求めるように、好きだった姉の姿を思い浮かべていた。
(おねえ……ちゃん……)
優しかった姉。
その笑顔が、目の前に浮かぶ。
(ああ……助けに来てくれたんだ……)
手を伸ばした。
お互いに、固く抱き合う。
(嬉しいよ、お姉ちゃん……)
手を背中に回し。
ざらっとした感触で、現実に引き戻された。
<オイオイ、コイツおれに抱きつイテ来たゼ。惚れたノか?>
目の前一杯に醜悪なトカゲの化物がいた。
鼻を突く臭い。
ズタボロの魔法少女は触手柱に串刺しにされたまま、トカゲの魔物と抱き合う形になっていた。
「……イヤアアアアア!!!!」
はじめて響かせた女の子らしい悲鳴に、トカゲの魔物は満足そうな笑みを浮かべる。
見ると、あたり一面を様々な種類の魔物が取り囲んでいた。
「いやあ、赤の魔法少女を捕らえたと知った皆さんが、是非自分達も混ぜて下さいってね」
<オレはコイつに親友ヲ殺さレたんだ!>
<おれハ兄貴を殺ラレた!>
<犯し殺しテ、それかラまた犯してやるぜ!>
どす黒い感情が渦巻く。
少女は震えていた。
「それじゃあ皆さん、後は宜しく」
<じゃまずハおれからダァ!!>
トカゲ人がずぼぉっと触手柱から少女を引き抜くと、自分の剛直をごすんと叩き込んだ。
「ぎゃっひぃ!!」
「ああ皆さん、その子は随分と弱ってます。死にそうになったらその触手柱に突き刺しといて下さい。ま、充電器みたいなモンです。……ああ別に死んでしまっても構いませんけど」
<サスがプロフェッサー!オレ達にデキナいことを平然とやってノケる!>
<そこにしびレる!>
<あこガれルぅ!>
歓喜に満ちた魔物達が、か弱い高校一年生の少女に群がった。
「……ぃや……もう……嫌……」
<あん?>
揺さぶられながら、ぽろりと声が漏れる。
「たすけて……ぇ……ちゃん……」
<オイ、こいつ……>
泣きながら助けを求め始めた。
「もう嫌……やだよ、助けてよ……おねえちゃん……!」
心が折れた。
<ヒャッハアア!!やったゼ、ついに泣き入れレやがッタぜ!>
<オメエ一回突っ込ンダだけジャン>
<ンなこたイインだよ!ホレ、ホレ、もっと泣ケ!!>
激しく犯しはじめるトカゲ男。
魔物の群れの中に、少女の姿が消えていった。
439 名前:ある魔法少女の災難 第4−7[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 02:49:13 ID:Qj8OjwfO
その瞳は、最早何も映していない。
声さえも出ない。
一通り愉しんだ魔物達は、串刺しにされたままぐったりしている少女を眺めつつ、休憩タイムとしゃれこんでいる。
触手柱から微量の魔力が流れてくるが、既に身体が受け付けない状態になっていた。
何かに助けを求めるように、手を伸ばす魔法少女。
それは決して届かないまま。
ダラリとその手が下がり。
赤の魔法少女は、二度目の死を迎えた。
「オイ、こいつ死んじまったゾ?」
魔物達が少し残念そうに話している。
「別にイインじゃね?じゃ、もう一発犯っとくカ?」
「一発じゃ済まネーだろ?」
「まだまだ終わラねえゼ、魔法少女ちゃんヨォ!」
死して尚、少女は安息を得ることを許されなかったのである。
━END━