「これからは、一緒に戦っていきましょう」
『勿論だ、我が主』
「はい、宜しくお願いします!」

 新たな魔法少女が誕生した時。
 息を潜め、その情景を、じっと見つめる影があった。
 彼女らでも存在を感知できないその影は、観察対象が立ち去った後、ゆっくりと立ち上がる。
 不定形から人のような形を成し、やがて闇の中へと消え去った。


 魔法少女として契約してから一ヶ月、彼女達は順調に戦績を伸ばしている。
 既に屠った魔物の数は5体を数えていた。
 無論全戦全勝というわけではない。取り逃がしたこともあるし、危うく負けそうになって撤退したこともあった。
 しかし、敗北したことは一度も無い。
 魔法少女にとって、敗北=悲惨な最期を迎えることは自明のことであったからだ。

「誰かに、見られてる?」
 6体目の魔物を倒した後、少女は自らのパートナーに反問した。
 順調そのものの現況に対し、彼がある不安を口にしたのだ。
『魔力を感じないから気のせいだとは思うが…何度か視線を感じたような気がしてな』
「貴方でも感知できない魔物、なのでしょうか?」
『いや、その点に関しては些かの自信がある。……だが、どちらにせよ主は奴等の間でも名が売れる頃。普段から気をつけなければなるまい』
「わかりました。ただの一度も、油断も敗北も許されませんからね」
 変身を解く。
 中学校の制服に身を包んだ姿に戻り、帰宅の途につく。
 背後で、黒い影が蠢いた。

 基本的に魔物への対処は魔力を探知してからのことになる。
 殆どの場合、夜間に出現することが多いが、この日は違った。
(嘘っ……私、水着に着替えたばっかりだよ!?)
 日中、それも平日。更には体育の授業前というよりにもよってというタイミング。しかし、出撃しないわけにもいかない。
「ちょっと、ドコ行くの!?」
「ごめん、おトイレ!」
 素早く女子トイレに駆け込む。
「変身!……さっさと片付けて授業に戻らないと!」
『……待て主よ、気を引き締めてから行け。戦う気構えができていないようだ』
「わかってます、でも早く戻らないと先生に怒られちゃう!」
 戦闘衣装を身にまとい、飛翔魔法を起動して窓から飛び出ていった。
 人目に止まらないほどの速度で飛翔、山の方へ向かう。
「随分山奥なんですね……あそこだ!」
 やがて、廃墟となった施設を見つけた。ホテルか何かだろうか?
 底の方に黒く濁った水があるだけのプールサイドに、体長3メートル程の黒い影が轟然と立ちはだかっている。
『主よ、罠だ。あの魔物はこれまで戦ってきた連中より2ランク程強い。おそらく、主と同格だろう』
「……しかし、見つけた以上は退けません。同格なら、勝機はあります。……お願い、力を貸して」
 降下。
 剣を構える。
<……待ちかねたぞ、魔法少女> 
 空気を震わせるような声。二足ではあるが、魔物というより魔獣と呼ぶ方が相応しい見た目をしている。
<あいつの言ったとおりだな。ノコノコ現れおって……その身体を貪りつくしてやろう!>
「あいつ?」
 反問を挟む間はなかった。地響きを立てて轟然と突撃してきたからだ。
 魔法少女は素早く右手をかざして魔力弾を放つ。
 しかし、魔物は片腕を振り払い、それをはじいた。
<温いわ!>
「…うそっ!」
 体当たり。
 華奢な身体が後ろへ吹き飛ぶ。
「くっ…!」
 左手でシールドを展開していた。致命傷こそ避けたものの、衝撃は相当程度通っている。
 着地が一瞬よろめいた。
<ゴアアアアア!!!>
 雄叫びと共に口腔内から魔力の塊が散弾のように発射される。

『防ぐな、フルパワーで横に跳べ!!』
 受けきれないと判断した相棒の指示に従い、真横に跳ぶ。
 半瞬後を弾丸が突きぬけ、後ろのコンクリート壁を粉々に打ち砕いた。
<かわしたか。やるな……ム!?>
 地面スレスレまで身体を深く沈めた魔法少女が斬撃体制で迫っている。
 脚を薙いだ。
<グッ!!>
 手ごたえ。
 右足を断ち切る。
 しかし。
「キャッ!?」
 骨を断たせて相手を捕まえる。魔物は片足を斬られつつも、離脱しようとした魔法少女の左足首を掴まえていた。
 そのまま、ブンと振り回し地面に叩きつける。
「がっ!!」
 背中を強く打ち、一瞬呼吸が止まる。
<もう一丁!>
「このぉっ!」
 咄嗟に右手を魔物に向け、至近距離から魔力弾。
<ぬぉああっ!?>
 顔面に直撃。黒い血が飛び散るも、魔物はまだ離さない。
<やりやがったな!!>
「っ!!!」
 今度は思いっきり叩きつけられた。
 ショックと激痛で声も出ない。
「……かっは……!」
 全身から力が抜ける。
<手こずらせやがって……ハアハア、ようやくお楽しみといこうかぁ>
 ぐったりした魔法少女を手元に引き寄せる。
 そして、服を引き裂こうと胸元に手をかけた瞬間。
「たぁぁぁぁっ!!!」
 不意を突いて両手を魔物に向ける。
 そして、全力で光を放った。
<な、しまっ……>
 数秒後、そこにあったのは上半身を吹き飛ばされた魔物の姿だった。

「はぁ、はぁ……危なかった」
『私も今回ばかりはヒヤリとしたぞ。だが、よく戦った。ここまでとは…大した奴だ』
「えへへ…じゃあ、帰りましょうか」
 強敵との戦闘に打ち勝ち、ほっと一息ついた時だった。
 プールの中にあった黒い水が、彼女へ覆い被さるように飛び掛かってきたのは。
「キャッ!?」
 反射的に身を翻すも、両手と両足に黒水がかかる。
 その液体は両手両足に絡みつき、拘束した。
 バランスを崩して倒れ込む。
『なん…だと…?気配などなかった!』
 プールの底に残っていた黒い水の塊がモゴモゴと起き上がり、人のようなカタチを成す。
<ゲッゲッゲッゲ……オレは弱し隠れるのだけが取り得なンだよ。弱すぎてオマエラでも探知できなかったんダロ?おかげで、オイシイ目にありつけそうだガナア!>
 ボコボコと泡のような声が響く。
 そのままズルズルとにじり寄る。
「は、離してっ!」
<こんなチャンス、逃すわケねえダロが。オマエの魔力、頂くゼエ>
 べちゃ、と手のような部分を控え目な胸に延ばした。
 不快感に少女は目をそむける。
<やっぱガキだナア。それにしてモ、小さすぎるンじゃね?>
「い、言わないでっ…」 
 粘性の液体が膨らみかけのむねをまさぐる。
 この低級な魔物は四肢を拘束しただけで勝ったつもりになっているように見えた。
「お願い、やめて、ひどいことしないで…」
<ソソルなあその声、ソの表情おおおおお。オマエの先輩みたいに嬲り殺してヤるよおうおうおお>
 顔に相当する部分が歪んだ笑みを浮かべている。
 そして、少女の顔を舐め回そうと近づいたその時。
「私は……負けません」
 凛とした声。
<……へ?>
 あの時の強い決意。それが、再び彼女に力を与える。
 両手の魔力を解き放つ。
 黒水が吹き飛び、戒めを振り払う。
<なん…だと…?>
 魔物の声に狼狽の色。
 魔法少女の掌から、光条が放たれる。脚にまとわりついた黒水を払った。
 そしてもう一斉射。
<テメえ、わざと油断させてごアッ!!>
 砕けた断面に赤い心臓のようなものが露出している。少女はそれを睨みすえた。
『あれが核だ。不定形タイプは核を破壊しなければ倒せないぞ』
 刀身が光を帯びる。
 少女は跳躍した。一直線に斬り付け、
<おっとアイツがどうなってもいいのカ!?>
 止まった。

 魔物が指差した先、ホテルの中の暗がりに、見知った影があったのだ。
「おにい…ちゃん…?」
 ここにいるはずのない兄の姿。
 何故?
 思考が停止する。
『しっかりしろッ!フェイクだ!!』
 目を凝らす。
 兄のように見えたソレは、兄の輪郭をしただけの、魔物の一部だった。
 振り返る。
<遅ェよ!まずは痛い目見テもらウぜ!>
 槍ような黒水が迫っている。
 回避できない。
 やられる、目を瞑った。
 しかし、彼女は無傷だった。
 鼓膜を打った金属音に瞳を開いた時…。
 玉石を貫かれ、崩れていく剣の姿が網膜に映っていた。
「え……」
 反射的に主の右腕を動かし、自らの体を以って盾となった相棒。
 既にモノ言わぬそれは、粉々に砕け散った。
「イヤ…」
 震える唇から悲鳴が漏れていく。
「イヤアアアアア!!!」
 落ちた破片をかき集める。しかし、呼びかけても返答はない。
<ギャハッ!ちったぁ学習しろっテーの!?馬ァ鹿!戦い方と一緒に負け方まで受け継いだんじゃねーのヒャハハハ!>
 魔物の嘲笑が響き渡る。
「ごめんなさい……」
 両手で破片を掻き抱く姿は小柄な身体を更に小さく思わせた。
 ぽろぽろと零れ落ちる涙が玉石のカケラを濡らす。
 自分のミスが原因で失った。別れの言葉さえもなく、もう二度と物言わぬ相棒の残骸。
<おまけに相棒まで失ってやガんの!オマエのせいでソイツは死んだンだよ!こんなヤツと契約するんじゃナかっタってあの世で後悔してルかもなあヒャハハー!!>
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
 ぐいっと魔物が少女の髪を掴み、顔を引き寄せた。
<んン〜いい表情だぁ……今日ハ特別気分がいイ……>
 ニタアと、笑う。
 少女はかすかに首を振っている。
<ほらぁ、飲みナさい>
「ぐぶぅ!?」
 棒状に変形させた体の一部が唇を割り、口へ突っ込まれた。
 そのままズルズルと喉の奥へねじ込まれる。
「おぼ、んぼぉう!?」
 再び粘体を這わせて両手を頭上で拘束し、地に貼り付けた。
<これでモウ反撃できねえダロ。さぁて、じっくり楽しむぜェ>
 本体をびちゃべちゃと少女の身体に押し付ける。
 スカートの下に入り込み、びり、と下着を破った。
 全身に広がる冷たい不快感に身を震わせる。
「んご、おぶ……」

<見てたゼェ、オマエ、一回処女無くした後、さっきのヤツに身体を元に戻してもらったんだよなァ?>
 ズルリと喉から引き抜く。
「がっは!ゲホッ、げほっ…!」
<二回も処女喪失を体験できるなんテ、ラッキーじゃねえカよ?>
 秘所に圧迫感を感じた。
 何か、大きなモノが入ろうとしている。
「や……」
 青ざめる魔法少女。
<どんナ気分だ?自分のせいで相棒を死なせテ、せっかく処女と言い張れる体にしてもらったのに、また無茶苦茶にされルのは?>
 ぐぐ、と圧迫感が強くなる。
「やめて……」
<悲しいヨナア?……カワイソウに。やめてやろうか?>
 動きが止まった。
「……え?」
<オマエは戦えネエ。オレラにとっちゃもう脅威じゃねえシナア。このまま学校に帰りたいダロ?>
 信じられない話だが、心を折られている少女に正常な判断などできるはずもなかった。
 こくん、と頷いてしまう。
<バカだナ>
 気が抜けた瞬間だった。
 小柄な身体には太すぎる棒状の粘体によって、一気に子宮口までブチ抜かれた。
「……ひあがあああああ!!!!!」
<ヒャアハハハハハ!!情けネエ魔法少女だなあ!!!>
 そんまま膣内で激しく暴れ回る。
 縦横無尽に肥大・収縮を繰り返し、ボコボコと下腹部を内部から突き上げる。
「ぎゃ、あ、あ、あ、あ、あ、いだい、やめ、やめでえええ!!」
<泣いてネエでちゃんと見ロ>
 ぐい、と顔を起こす。
 視線は自分の下腹部を覆うスライム状のものに注がれる。
<管が通ってるの、見エるか?>
 激痛と涙で曇っていたが、なにか白い管状のものが自分の膣内へ繋がっているのがわかった。
 その根元からは何か濁った液体がゴボゴボと流れていき……。
「まさか……」
<ハイ、正解。じゃあ景気付けに一発出しとくゼ>
 胎内の粘体の動きが激しくなる。肉棒で突くように、あの日犯されたように打ち付けられる。
「やだ、やだやめてええ!!中に、中に出さな…ひゃぎっ!?」
<オラッ!>
 ガツン!と強撃を叩き込んで黙らせる。
 背中を弓のように仰け反らせ、硬直している間にその瞬間が迫っていた。
<オレの精液は底なしだからナア。パンクしないよう祈っとケ!>
 どぷ、と放たれた。
「おあがああああああ!!!!!!」
 そのままホースで水を注ぎ込むようにゴボゴボと射精が続いている。
 未発達の子宮はあっという間に一杯になり、お腹が膨らみはじめた。
「抜いて、抜いてぇぇ!ぐる、苦じいよぉ!」
 勿論魔物はそのまま注ぎ込み続ける。
 結合部から逃げ場のない残余が溢れようとするが、下半身全体が魔物自身に覆われているので僅かな量にとどまった。
 と、同時に淡い光が管を伝って魔物の身体に逆流する。
「あ、あ、あが、あひゃああ、なに、これ……」
<オレは弱い代わりに魔力を食うことガできるンだ。…って、オオオオ!?オメエすげえ魔力持ってンジャン!?なんでオレに負けるんだよヒャア!?>
 根こそぎ吸い尽くされる魔法少女の魔力。
 やがて、魔物が放出をやめた時。
「くるし…苦しい……たすけて……」
 妊婦と見まごう程になりはてた中学生の姿があった。
 既に満足に身体を動かす力も残っていない。

<まるでオレの仔を孕んだみてえダナア!いい気味だゼハアアア>
「やだ…にんしん……魔物の仔なんて…産み……たくない……」
 うわ言のような小さな声。
<魔物のママになんのか?そりゃあメデタイなア>
「いや…嫌……」
<でモ心配すんな。妊娠はしねエよ>
 一度、下半身を覆う粘体を解き、今度は触手状に形を変えて下腹部に巻きつける。
「…え……?」
<ここでこのまま死ぬんだからナア!>
 巻きつけた触手を絞った。
「…あぎゃああああああ!!??」
 秘所から大量の濁った汚液が音を立てて吐き出される。
<ゲハハハハ漏らしてンジャねえよ歳いくつだ嬢チャン!?>
 ビチャビチャと汚濁液が絞り出された後、少女は声も出せない状態だった。
 ただ、小さな胸だけが僅かに上下している。
<おぅい、生きてるカア?>
「……あ……ぅ……」
 瞳に光はない。ただ呻き声だけが漏れる。
<あー、壊れたカ。おぅい、お嬢チャン、オレが悪かったよ、返事してクレ>
 ぺちぺちと触手で頬を叩く。これといった反応はない。
<仕方ネエ>
 少女の身体を持ち上げ、プールの上に運ぶ。
 下には、いつの間にか魔物と同じような不定形の粘体群が蠢いていた。
「……はひ……?」
<こいつはオレの兄弟達ダ。弱い魔物は群れネエとな。で、今からオマエをここに放り込ム>
 焼き切れかけた思考が少しずつ働く。
 あんな責めを、プール一杯の魔物達から。
「やだ……もう…やめて……」
 意味のある言葉がつむぎ出される。
「やめてよ……なん…で……こんなこと……するの……」
<なんでッテ、魔法少女だからに決まってンダロ>

 魔法少女だから。
 少女の心を黒い絶望が侵食しはじめる。
 魔法少女にならなければ。
 戦わなければ、こんな苦しい目にあわなかったのではないか。
<魔法少女やめるカ?そしたらオマエはオレの敵じゃねエ>
 魔法少女をやめる。
 そしたら助かるの?
 つい先程騙されたことなど、もう頭にない。
 助かりたい、もう苦しい思いはしたくない、その一心だった。
「や……やめ…ます…」
 哀願を、口にした。
 砕け散った相棒の最期が一瞬だけ浮かび、消えていく。
「魔法少女なんてもうやめます……だから、だから助けて……くだ…さい……」
 少女の身体が光に包まれる。
 そして、水着姿の、変身前の状態に戻った。
<ハイ、よくできましタ>
 歪んだ笑み。
<じゃあ、さようナら>
「…へ?」
 少女の身体が放り投げられた。
 そして。
 ぼちゃん、という音を立てて、スライム群の中へ沈んでいく。
「うそ、何で、なんで……がぼっ!!」
 口の中に入り込まれる。
「んぶぅぅ!!!」
 股布をずらし、膣内を抉り込む。一気に子宮内まで粘体で満たされる。
 ずぶずぶと全身が沈む。
「ぐぼ、ごぼお、おっご!ぼごあ!!」
 身体の内外を嬲りまわされ、呼吸ができない。
 気が遠くなりかけたその時。
「がっは!…ゲボッ!げぼっ!…お、おぅうう…ゴボオ!?」
 数秒間だけ水面に顔を出されて息継ぎ、そしてまた水中に引きずり込まれる。
 子宮内を犯していた粘体が射精した。例によって殺人的な量の汚濁液が吐き出される。
 しかし別の粘体が下腹部をみっちり覆ってギリギリを圧迫している。
 悲鳴をあげようにも喉奥まで粘体が入り込んでいて息さえできない。
 少女の意識が遠くなっていった。


 30分も経たなかった。
 粘体の池の中から、魔法少女だった水着姿の女の子が朦朧とした動きプールサイドのへりに辿り着く。
 這い上がろうとしたのか、僅かにもがくような動きを見せて。
 再び池の中に引きずり込まれ。
 二度と、這い上がってくることはなかった。

「期待の新人、結局大したことなかったわね。死んじゃったじゃない」
『助けに来るのが遅かったようですな、我が主』
「別に、あんな素人助ける必要なかったわよ。戦う覚悟もできてないなんて、情けない」
『それで、あの魔物群はどうします?見たところ、Dランクから一気にBランク程の力を蓄えてしまったようですが』
「その程度なら雑魚。……行くわよ」
『カウントは?』
「5…いや、3でいいわ」
『3…』
 大鎌を構える少女。
『2…』
 暗がりの中から跳躍する。
<なッ!?オマエはぐぎゃあああああ!!!!>
『1…』
 一瞬で核を両断し。
『0』
 同時に無数の魔力弾をプール全体に叩き込み、全ての魔物を一掃した。
『お見事です、我が主』
「相手が弱すぎただけよ。……全ての魔物は私が倒す。私には夢がない。夢を護ることもできない。できるのは、あいつ等を殺すことだけ」

 ━To Be Continued━