「…助けて、おかあさん……たすけ…て…」
 月明かりの無い夜。
 俺の下で組み敷かれた少女が息も絶え絶えにうめいている。
 まだ十代半ばであろう彼女の衣服はズタズタに引き裂かれ、両手は肉質の荒縄のようなものに絡めとられている。
 少し前まで男を知らなかった秘所へは、明らかに不釣合いな肉棒が突きこまれ、壊すかのような律動を繰り返していた。
 可憐な唇へは、蛇の舌を数倍醜悪にしたようなモノが伸び、執拗に嘗め回す。その舌は、この世のものとも思えない化物の口から伸びており……。
 そう、俺は人間ではない。人間を喰らい、女を襲う魔物と呼ばれる存在だ。
 今宵も無用心に人気の無い所を出歩いていた少女を襲い、心ゆくまで蹂躙する。この美味なご馳走をゆっくり堪能しよう、そう思った矢先。
「!!」
 素早く獲物の体を放り出し、身を翻す。刹那、俺が居た空間を光が走った。
「そこまでです、化物」
 中学校の制服に身を包み、流れるような黒髪をなびかせ、長剣を手にした少女が俺の前に立ちはだかる。
 射抜くような視線で俺を睨むその少女は、左手で長剣を自分の正面に立てて鍔の部分に右手を押し当て、こう言った。
「変身!」
 彼女の体が光に包まれる。
 やがてそこには、制服をモチーフに白を基調とし、黒でアクセントを加えた衣装の少女が姿を現した。
「……お前、魔法少女か」
「その命、神に還しなさい」
 名前は知らないが、存在は聞いたことがある。最近頭角を現してきた新進気鋭の魔法少女。だが、未だ15歳の小娘と聞く。
 俺は成長途中の胸、すらりと伸びた黒ストッキングに包まれた脚に舌なめずりをする。
 その女は、先程まで俺に犯されていた少女を見やった。時折、弱弱しく痙攣しているが、意識はない。
「……くっ!」
 再び険しい表情を見せると、剣を構え、突進してきた。
「正面から来るとは、やはりまだ若いな!」
 四方から触手を伸ばす。そのまま四肢を絡めとる…はずだった。しかし一瞬のウチに魔法少女の姿が消える。
 続いて一閃。俺の触手が音をたてて地に落ちた。
「ヌグァッ!!」
 顔をしかめる。
「てんめぇ!タコの脚じゃないんだぞ!」
「……次は、その首です」
 剣を構える。
 凄まじい殺気。まともに戦えば少しまずいかもしれない。
 しかし悲しいかな、俺は最初からまともに戦う気などなかった。
「おっと、この娘がどうなってもいいのか?」
 俺は触手を気絶している少女に向けた。魔法少女の動きが止まる。
 その一瞬で充分だった。
 腹に一発叩き込む。可憐な少女の体がくの字に折れる。
 続いて、全力でもう一発。後ろに吹っ飛んだ。
 ただ一度の敗北を知った時、この女の優れた才能が開花することは永遠になくなるのだ。

 30分。戦闘とも呼べぬ戦闘を愉しみ、俺はこの小娘をいいように嬲っていた。
 既に剣は弾き飛ばされている。コスチュームは随所で引き裂かれ、みずみずしい柔肌が露になっていた。
「くッ…そんな、こんなことって……」
 はじめて憶えた敗北の予感に身を震わせる。退き時もわからないまま、後ずさった。
「そろそろ飽いたな……終わりにするか」
 立っているのがやっとの少女に迫る。
「あッ……!」
 抵抗しようとする拳を弾き、腹部にまた叩き込み、吹き飛ばす。その華奢な身体にのしかかった。朦朧としている少女の両腕を頭上で拘束する。
「ぅ……」
 だらりと弛緩した未熟な肢体が艶かしい。
「どれどれ」
 そして、黒ストッキングを引き裂き、清楚な純白の下着に手をかけビリッと破り捨てる。
「さぁて、犯し殺してやろう」
 やっと我に返った少女は、随所で制服を破られ秘所をさらけ出した自分と、己を取り囲む剛太の触手をはじめて認識した。
「こ、こんなことで私が……屈するとでも……ヒッ」
 俺は少女の腰をがっちりと掴むと、目標に己をあてがった。その瞬間、少女の表情が青ざめる。
 愛撫なんざ省略、問答無用でブチ込んでやる。
「怖いか?まあいいさ。いくぞ……!!」
「や、そんなの入らない……やだ、やめて!お願…ひぁ、あがあぁあぁああ!!!」
 尋常でない極太の触手を、無遠慮に突き込む。処女膜を突き破り、子宮口まで貫通する。
「……ぁ……が………あが……」
 ギチギチになった下腹部が、微かに剛直の形を浮かび上がらせている。少女は呼吸困難に陥っていた。視界が真っ白に染まり、脳の奥で火花が散る。
「こいつはいい。ほうれほうれ!どうだ!!」
 処女の締め付けに喜んだ俺は乱暴に膣内を抉り回す。引いては突き、グルリと円を描くように胎内を引っ掻き回し、そしてまた子宮を押し潰すかのように突きまくった。
「はぎゃっ!!がっ!おおっ!あぐっ!ひがっ!や、やめっ!死ぬ、死んじゃ、あぎぃ!!」
 無理矢理子宮口までこじ開けられ、悲鳴などお構いなしのストロークに、15歳の少女はたまらず声をあげた。
「これはどうだ?」
 突きこんだ触手をギュルギュル回転させる。さながらドリルのように、膣内を抉る。
「ぁががあぁあああああああああ……!!」
 容赦のない回転運動が延々続く。最初は悲鳴をあげ続けた少女も、やがては息も絶え絶えになりつつあった。
「具合がいいな、そろそろ一発出しておこうか」
 そう言うと、俺はズガガガと激しい前後運動に切り替えた。やがて肉棒がビクビクと不気味に脈動する。
「……ぁひ……え…ひ、ひぁ、待って!中は…あひっ!膣内は出さないで…!!」
「そうはいかん。子宮の奥にまでたっぷりと注ぎ込んでやろう」
 そして、一度大きく引き、ドズンと突き殺す勢いでねじ込んだ。
「あぐぁアアあ!!!」
 肉棒が一回り膨れ上がり、大量の白濁液が吐き出される。
「はひぃいいい!!!熱い、熱いぃいいい!!!」
 灼熱の精が中学生の子宮を満たし、溢れ出る。汚された魔法少女はグッタリと虚脱状態に陥っていた。

「……なんで…こんな……ぁ……」
「まだ休むのは早いぞ?」
 ズムッ。
「ひぐッ」
 固さを失わない肉の凶器はまだ突き刺さったままである。俺は再び奥を突き上げ、
「フン!」
 少女の下腹部を殴りつけてやる。
「はぎっ!?」
 結合部から混ざり合った液が吐き出される。同時に穢れを知らない唇にも、触手をブッ込んだ。
「ふぐっ、むぐぅ!」
 そしてまた突き入れると同時に小娘の腹を殴り続ける。
「がむっ!ぎふぅ!ふぐッ!ぐふっ!…ぐえ…ぇぇッ!!」
 満足に悲鳴をあげることすら許されず、悶え苦しむ15歳の魔法少女。
 嗜虐心をそそられた俺は、少女の身体を引っつかみ、触手を子宮口に押し付けて、更に少女の身体を手元に引き寄せた。
 メリメリ……。
「ふぶぅ!?そへ、そへ以上はひはぁ!!」
「そりゃ!」
 ドズブン!!!
「ぎゃびゃあああああ!!」
 子宮口をこじ開け、子宮内の奥まで到達する。
 人間の男とでは到底得られない異常な苦痛(といってもコイツは処女だったが)に、少女の視界が白く明滅する。
 酸素を取り込もうにも口に触手をねじ込まれているので呼吸もままならない。一度意識が途切れた。
「がぶ……んぶ……」
「フン、他愛ない。失神したのか。では叩き起こしてやろう。」
 ミチ…。
 胎内深く突き刺さった触手が更に膨張しはじめた。表面にイボのようなものが無数に浮き出るのが彼女の白い腹の上からでも見て取れる。
 ボゴン!!
「……おごおおおおおおお!!!!」
 強制的に現実に引き戻された魔法少女。俺は喉と子宮の両方で暴力的な律動を再開した。
「そらそらそら!このまま犯し殺してやろうぞ!!」
「むぐ!んン!ン゛ン゛ン゛ん゛ああああああ! 」
 なすがままの少女。喉奥に大量の精が吐き出される。
「んごぶぅぁ!!……ングッ…むグ……んぐ…げ、がはっ!ゴホッ!かはっ!!」
 口からズルリと肉棒を引き抜く。
「……んぶぅ……ひ……たひゅけ………ぁ……んあ……」
 既に眼は虚ろ。苦痛より開放されたとでも思っているのか、力なくこちらをボンヤリ見ている。
「まだ終わると思うなよ?死ぬまで、いや死んでからも徹底的に犯しつくしてやるからな!」


 バチッ。

 一瞬、少女の胎内に痺れに似た感覚がはしった。
「ひい゛ゥっ!?」
「俺の得物はなぁ、こういう使い方もできるんでな。なぁに、お前は魔法少女なんだろ?苦痛は感じても簡単に死にはしないさ」
 ソレに気付いたこいつは、青ざめた表情で泣き叫ぶ。
「お、お願い、それだけは、それだけはやめ…」
 言い終わらないうちに、放電をはじめた。
「…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
 子宮にまで達した触手の全域から、強烈な電撃。膣壁と子宮壁を通して、少女の全身を突き抜ける。
 断続的に放電しながら激烈なストーロクを再開する。
「あ゛がっ!!ひが!!あ゛!あ゛!!ひぎゃいがあ゛!!や゛め゛、や゛めでえええ!!ほんどに死んじゃ、あ゛あ゛あ゛!!!」
「うるさいぞ、犯し殺すって言ってんだろが」
「ごぶぅ!!??」
 再び口の中にも触手を突っ込んだ。
 そして、喉奥でも放電。上と下の両方で電撃責めを加えながら、思う存分極太触手を暴れさせる。突き込み、引き抜き、高速で回転させ、あらぬ方向へ捻り込む。
「ごぶあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!はが、あ゛が!お゛ごぶぅ!!がぼぉ、ひがあ゛あ゛あ゛!!!」
「とどめだ、小娘!くたばれぃ!!!」
 上下両方で大量の精液が解き放たれた。
 灼熱のソレは体中を汚し尽くし、伝導体ともなって殺人的な苦痛を全身に行き渡らせる。
 膣の結合部から、可憐だった唇から、体内に収まりきらない白濁液が溢れ出る。それでもまだ生きているのは、魔法の力でカラダが強化されているからに他ならない。
 その時だった。
 彼女の体が光に包まれる。やがてそこに現れたのは、変身が解けた、タダの女子中学生だった。
「……ぁ…………たしゅけ………ぅぁ…………………」
「ハハハ!もう変身を維持することもできなくなったのか!その命、俺がもらうぜ!!」


 もはや少女の目は何も映してはいなかった。彼女はただ、人形のように激しくゆさぶられ、蹂躙される。
 突き上げられる度に漏れていた呻き声も、程なくして聞こえなくなった。
 それが、ある魔法少女の最期だった。