突然だがこの街には「魔法少女」がいる、その名も「魔法少女ユリナ」白いフリルのついたドレスに胸元には宝石のついたブローチ、そしてお約束の魔法のステッキから放たれるシャボン玉を使い、元気一杯の笑顔でご町内の平和を守る正義の味方だそうな。
早い話が俺たちのアイドル、いや正直に言おうズリネタだよズリネタ!大きな瞳に黒いロングヘア、ヘアバンドで晒された綺麗なオデコの魔法少女・・・これで勃起しない奴ぁ「大きいお友達」を名乗る資格はねえと俺は断言する。
ちなみに近所の名門私立学校に通う露木友里奈ちゃん1○才こそが正体だったりする。住所はうちのすぐ近くの高級住宅街! 将来の夢は唄って踊れるアイドルという至って普通の○学生だ。
 この俺、皮田川男がぜ〜んぶ正体を聞き出しました。あ、俺の名前は忘れても構いません。たぶん殆どこの名前は出てきませんから。

遠足のときに森で弱っていた妖精を助けたお礼にもらった赤と青の2つのブレスレット、
これを手にした時、彼女の魔法少女としての生活が始まったそうな。
ちなみに赤い方が変身スーツや魔法のステッキといったアイテムを精製したり
「あとその・・・記憶をゴチャゴチャにしたりする・・・みたい」
 そう言いながら赤いブレスレットを指さすユリナちゃんの身体は心なしか震えている。
そりゃそうだろう、俺のようなフリーターの住む汚いアパート、散乱するカップめんにペットボトル・・・それに子供が読むに値しない雑誌と薄汚れたティッシュ・・・
この部屋は明らかに小学生の少女がいる環境ではないのだが、奇跡的な確率で今、俺の目の前に魔法少女ユリナちゃんが、俺の部屋の真ん中で突っ立っているのだ。


「記憶ねえ・・・それで君がその格好で町を飛び回ってても正体が突き止められないって事なの?」
「うん・・・妖精さんはコレを渡すとすぐに消えちゃったから・・・詳しい事はわかんないけど・・・」
「そうだよね〜新聞とかテレビとかでもボンヤリとしか映ってないし、俺もまさか
近所の学校に通う子が【謎の魔法少女】だなんて夢にも思わないもん」
 俺はもう片方の青いブレスレットを指でクルクル回しながらユリナちゃんに問いかける。
「お願いっ! か、返して!!」
 おやおや、ユリナちゃん半べそ状態だ! これは凄い! あの魔法少女ユリナが、
銀行強盗をやっつけ、火事を消し、果ては溺れた子犬まで助けてご町内の平和を守る
正義の魔法少女ユリナちゃんがステッキを握りしめたまま泣き顔を見せている。
こりゃたまんねぇ!! 俺はあの出会いを神様に感謝することにした。

 事の起こりは数時間前の昼下がり、俺は趣味のカメラを手に公園のトイレに・・・
いや実際この公園トイレは俺のコレクションを満たす絶好の穴場だったのだ。
 ところが災いが天から降ってきた。どっかのヘリコプターが突然故障して公園めがけて真っ逆さま! 俺も死を意識したさ。
 だがそこへ我らが魔法少女ユリナが背中から光の翼を広げて登場、魔法のステッキから放たれたシャボン玉(みたいなモノ、俺にはそう見えた)
でヘリを包み込んでトイレの近くに不時着させるという一大スペクタクルを披露してくれた。
だが披露したはいいが魔法力を使いすぎて疲労困憊。そのまま茂みに隠れていた俺の真上に落下したといういきさつなのだ。
「その時にこっちのブレスレットが外れちゃったんだよね〜」

 青いブレスレットにはボタンがいくつか付いていて俺は一番大きなボタンを強く押す。
「や、やめて・・・力が・・・入らない」
 途端にユリナちゃんが身体を震わせてうつむく、よく見ると胸のブローチの輝きがみるみる消えうせて、あっという間に透明なガラス状になってしまった。
そう、赤いブレスレットは変身やアイテムといった「外装」を担当し、青い方はエネルギーの「制御」をになっているという設計なのだ。
まさにコレがないと魔法は使えない状態! まさに俺は魔法少女ユリナの心臓を握っているという状態! 
まさにアニメだったらユリナ大ピンチ! 次週に続く! みたいな状態!!
そしてアニメと違ってユリナちゃんには厳しい現実が待っているんだよね〜


「名前も、学校も、ブレスレットの事も全部話しから・・・それ、返して!」
 どんなに凄い魔力があろうと所詮は○学生だ。ちょっと脅すとペラペラ喋ってくれたよ。なんと魔法の正体が皆に知られたり、魔法アイテムを悪人に奪われたりすると、
変身セットを渡した妖精さんが妖精の王様とやらにキツ〜いお仕置きを受けるそうな。
ユリナちゃんはそれだけは避けたいと必死に俺に頭を下げてお願いするんだ。なんと健気で優しい心の持ち主だろう! 感動した!! 
うだつの上がらない俺の人生だったが、まさかこんなお宝をゲットできるとは・・・
いや、お宝といっても魔法のブレスレットじゃないぞ。泣きそうな顔で俺にすがりつく○学生の美少女に決まってる!
「ブレスレット、返して欲しいの〜?」
「友里奈、何でもいう事を聞くから・・・ブレスレットを返してください」
「そうか〜何でもいう事を聞くんだね? じゃ最初の命令を出すよ」
 もう俺の興奮は最高潮に達した、「何でもいう事を聞く」・・・凄い事を言ってる事を本人は1_も気付いていないのがたまらない。
 俺はユリナちゃんの耳元に顔を近づける。明らかに嫌がっているのが伝わり、少し悲しくなってしまうが俺は勇気を振り絞ってユリナちゃんの耳元で囁く。
ユリナちゃんの【降伏宣言】を一生、忘れないだろう。
「お、おにい・・・ちゃん・・・」
 そりゃ○学生にしてみりゃオジサンって言われても仕方ない年かもしれない。でも俺はマヌケな本名よりも、そう呼ばれたいんだ!
「おにいちゃんの言う事・・・なんでも聞きます・・・」

「なんでも? じゃあ命令するよ〜」
 俺はせんべい布団にゴロンと横になり思いっきり伸びてみた。鼻息が荒いのが自分でもわかるが、俺は極力、平静を装い第1の命令をくだしてみる。
「ユリナちゃーん、こっちにおいで〜(ハァハァ)」
 ゆっくりとユリナちゃんが俺に近づく・・・ここで説明しよう・・・魔法少女には「絶対領域」なるものが存在するッ!
それは角度、位置をどんなに変えようとも絶対にスカートの中は絶対に見えないという、まさに人知を超えた魔法の力が生み出したエリア!
「ほら早く〜! んじゃハッキリ言うわ、このままお兄ちゃんのお顔の上まで来なさい」
「え!? そ、そんなの・・・できないよぉ・・・」
「じゃあブレスレットは返してあげない! あーあ、ユリナちゃんを信じた妖精さんもかわいそーに、きっと酷い目に会うんだろーなー」
 ステッキを握り締めるユリナちゃん・・・か、かわいい・・・愛とか夢とか正義とかのために
一所懸命がんばる魔法少女ユリナが今、顔を真っ赤にしながら俺の顔面めがけてゆっくり歩いているのだ。
白いドレスとニーソの間にチラリと見えるすべすべしたアンヨちゃんがたまんねぇ!! まもなく絶対領域を超え・・・たぁぁぁ!!


「えへへ〜、これがユリナちゃんのスカートの中なんだ〜、んん! かわいいパンツだね〜」
「い、いやぁ・・・見ちゃ・・・やだぁぁ」
 ユリナちゃんが俺の顔の上で脚を開いてスカートの中を見せてくれる、いわゆる「逆さ撮り」の状態だ。
一瞬、目が合ったが恥ずかしさの余り、そっぽを向かれてしまった。だが今の俺はユリナちゃんの可愛いぱんちゅに夢中なのだ。
色は白と薄いブルーのシマパン、たっぷりゆとりのある素材で彼女の大切な部分を守っている。
おそらく俺は世界で始めて魔法少女のスカートの中を鑑賞させてもらったラッキーガイであろう。
ユリナちゃん、震えてます! ステッキ握り締めたままプルプル震えてます! まさかココまでエッチに免疫がないとは!!
心に邪悪な炎が灯った俺は、我らが大きなお友達の心の嫁にエッチな質問責めを行う事にした。
「この縞々パンツは変身した時に変わるの? それとも露木友里奈ちゃん本人のパンツ〜?」
「やぁぁ・・・そんなの・・・聞いちゃ・・・」
「そっか、そんなに返して欲しくないんだ、コイツが・・・」
「ううっ・・・! こ、コレは・・・おかあさんと一緒に買い物に行ったときに・・・買った」
 ほほう、て事は変身セットはドレス、ニーソ、ヘアバンドだけなのね。つまりこのパンツは露木友里奈ちゃんが昨日の夜から履いていたって事・・・うおおお!!
俺は思わず声をあげてしまいユリナちゃんを驚かせてしまった。しょうがないじゃん。
だって、ユリナちゃんのパンツの中心部あたり、白い部分にうっすらと黄色いシミがぁぁぁ!!
純白ドレスの魔法少女に一箇所だけ汚れた箇所を発見してしまった俺はたまらなくなってしまい、ユリナちゃんに次々と命令をくだす。


「ユリナちゃん、ステッキ貸して」
 俺は片手でステッキを受け取りながら、もう片方の手で自分のズボンを下ろしはじめる。
「いい? 絶対に動いたらダメだよ、動いたらブレスレットはゴミの日に出しちゃうよ〜」
「う、うん・・・」
「これから返事は『はい、おにいちゃん』!!」
「は、はい・・・お、おにいちゃ・・・ああんっ!!」
 俺はステッキで黄色いシミの部分を撫で回してみた、ぷにっとした柔らかい感触がステッキ越しに伝わるのが最高だ!
「あれ〜、どうしたのユリナちゃ〜ん?」
「なんでも・・・ない!」
 なでなで、つんつん、ぐりぐり、ごしごしとあらゆるパターンを試してみた、どうやら「ぐりぐり」と「ごしごし」が一番効果的なようだ。
「今おにいちゃんがグニグニしてる場所、知ってる? ユリナちゃんのパンツで一番、汚れてる場所なんだよ〜」
「いや・・・いや・・・いやぁぁ・・・友里奈の・・・汚れてなんか・・・ないよぉ」
「ううん、黄色いのがハッキリ見えますね〜、パンツ汚したらママに怒られちゃうんじゃないの〜?」
 俺はイタズラしつつも、自分のおっきしたモノにもご褒美を与える事にした。
なんとか片手でパンツまで下ろすことに成功したが、ゴソゴソと背後で変な音がするためユリナちゃんに気付かれてしまった。

「キャアアアアアアアアア!!!!!」
 振り返ったユリナちゃんが絶叫する、おっきしたおにんにんを見るのは生まれて初めなんだろう。俺はその悲鳴とユリナちゃんの表情で一気に大放出してしまった。
「ひぃやぁぁっ!! 汚いっ!! きたないよぉぉ!! べたべたしてるよぉぉ!!!」
 パニック状態で可愛いお顔についた俺の精液を拭い去ろうとするユリナちゃんだが
バランスを崩して俺の顔の上に尻餅をついてしまった、むぎゅ!
魔法少女のヒップアタックは最高の暖かさと匂いだった、俺はいつまでも感触を味わいたかったが事態は困った状況を迎えた。どんどんどんっ! どんっ!


「ちょっと騒がしいよ! 何をやってんの、近所迷惑よ!!」
 ドアをノックするのは管理人のババァだ、どうも俺が気にいらないのか、事あるごとにイチャモンをつける最悪ン訪問者!
 がちゃっ・・・て、合鍵で勝手にドア開けちまったよ最悪だよババァ、死ねよババァ!!
なんてぼやいている暇はない、この状況・・・働き盛りの無職男の上にまたがる魔法少女・・・
さすがのババァもあっけにとられたようだ。
「え・・・? あなた・・・誰・・・ええ!? もしかして魔法の・・・?????」
 しゃーない、俺は急いでユリナちゃんの圧迫祭りから脱出して(ほんとにユリナちゃんは小さくて軽い!)
急いで青いブレスレットのダイヤルを操作する。たちまち胸のクリスタルが輝きユリナちゃんに魔力が甦った。俺はステッキを投げ渡す。
「ユリナちゃん、あの人をなんとかして!」
「え! あ? はい!! ラブリー・バブリー・クリンリネス!! いでよドリーム・シャボン!!」
 呪文を唱えてステッキに息を吹き込むと、黒いシャボン玉が飛び出しババァに命中した。
そのままゆっくり崩れ落ちてババァは大イビキでガーガー眠ってしまう。
こんな魔法があったのか、有無を言わさず命令したためユリナちゃんはババァを眠らせたが、
もし俺に向けてドリームシャボンを発射されていたら・・・危ない危ない! もうちょい冷静に判断しないと神様からのプレゼントを逃のがしてしまうところだったよ。
なんて考えているヒマなんかない、速攻で俺はダイヤルを0の位置に戻した。
「あ・・・だめぇぇ・・・エネルギーが・・・エネルギーが・・・」
 胸のクリスタルが弱弱しく点滅し輝きが消える。これでユリナちゃんは元の無力なお人形さんに戻ってしまったというワケだ。


 わずか半日でこれだけ濃い体験をしてしい、さすがに今日は疲れてしまった。
なにより管理人のババァが寝ている横で色々やるほど俺は神経が図太くない。残念だが今日はこれにてお開きだな・・・
 変身を解除すると友里奈ちゃんの身体はキレイになる、なんと便利なリセット機能だろう。
俺は何度もブレスレットの事をチラつかせ、絶対に逃げられないと念を押した。あと最後に【降伏宣言】にちょっと追加条項を加えさせてもらった。
「おにいちゃんのいうこと何でも聞きます・・・きょ、きょうから友里奈は・・・おにいちゃんの・・・い、いもうとです・・・
露木友里奈を・・・魔法少女ユリナをお兄ちゃんのいもうとにしてください」
 はい、いま俺に血の繋がらない妹が誕生しました! 
魔法使いになる寸前の俺が魔法少女を見事ゲットしました!! 生まれてきて良かった・・・本当によかった・・・!!

「うれしいなぁ〜! 友里奈ちゃんみたいな妹ができて本当に嬉しいよ!」
 俺は笑顔で友里奈ちゃんを家に帰してあげた。いや、ホントは色んな単語が思いついたのよ。
ペット、オモチャ、奴隷、肉便器・・・でもさぁ「いもうと」捨てがたいじゃん!
まぁ今後の展開次第でどうなるかわかんないけどね・・・グフフ・・・