「ぐあああーっ!」
 いきなりヤマトが叫び、前に走り出す。そしてずるっと転んだ。足元を見ると、
バナナの皮がある。それに滑って転んだのだ。戦闘前にリリムが置いたバナナ。
「ちょっと。ヤマトくん落ち着いて。はいナイトメア☆注射ー」
 わんわんフォームから基本フォームに戻ったアケミがぷすっと魔法の注射器を打つ。
「分かりました」
 一瞬で傷が癒え、ヤマトはすぐに落ち着いた。お腹の傷も元通り。
「くそっ。お腹が刺されてなければ、ちゃんと戦えたのに」
 そのお腹を刺したのはありさである。
 アケミ先生が次々に注射を打って回り、全員が回復する。だがみんな暗い表情。
「アリサ」
 ヤマトはアリサを連れ去られ、
「アオイ」
 エリカはアオイをまた取り戻せなかった。
「ミャア」
 レイもまたミャアを救えなかった。
「ご主人様ー」
 復活したリリムがすりすりと身を寄せ、そのピンクのツインテールをヤマトは撫でてやる。
「行こう」
 決意の言葉。全員がしっかりと頷く。
「リリムとリリスはここに残って……」
「いやー。一緒に行きます」
「行く〜」
 即座に付いて来ると決める二人に、ヤマトは苦笑し、そして西の空を見上げた。
 妹の捕まっているはずの黒の神殿の方向を。

「アリサちゃん……」
 銀色の縄で後ろ手を縛られ、ダミアンに抱えられて運ばれて来たマジカル☆アリサを見て、オーロラの瞳から大粒に涙が落ちる。
 本殿の横の全裸のオーロラを捕らえている隠し部屋。今またアリサも捕らわれの身に加わった。
「ほれ。マジカル☆アリサを連れて来たぞよ」
 ぐったりと気絶したアリサを、石の床に優しく降ろすダミアン。唯一のベッドはオーロラが使っている。
「お、お願い。アリサちゃんには何もしないで」
「さて」
 ダミアンはオーロラとアリサを見比べ、ちんこをぷらぷら揺らせる。
 長い金髪の天使のオーロラと、栗色のツインテールの魔法少女のアリサ。どちらも幼さを残す可憐で華奢な美少女だった。
「あ、あなたの嫁にでもなんにでもなります! だから、アリサちゃんは……」
「ダメ、だよ」
 オーロラが悲痛な決意で叫んだとき、制止の声がした。か細い、だけどはっきりした声。
「ダメだよオーロラさん。こんな奴の言いなりになっちゃ」
 目を覚ましたアリサだ。縛られた身で毅然と顔を上げ、ぷらぷら揺れるちんこを睨みつける。
「ほう。よい心がけじゃな」
「あなたみたいな、服従の呪いで無理やり女の子を従わせる奴なんか、お兄ちゃんがやっつけてくれるんだから」

「だがその兄上も余に負けたぞ」
「ふっ」
 鼻で笑うアリサ。
「何がおかしい……。むっ?」
 ふとちんこに痛みを覚え、ダミアンは下を見る。ちんこの皮がぱっくりと切れ、血が一筋流れていた。
「なんと。余のちんこを」
 ヤマトの爪を受けた箇所だ。あのとき僅かながら傷付いていた。
「ふむ。確かに侮れん相手じゃな」
 だが。マジカル☆アリサはこちらの手の内。あの男は必ずここに来るだろう。妹を助けに。
「それまでに、事を成さねばな」
 ダミアンが一歩アリサに歩み寄り、
「やめてーっ!」
 再び悲痛な声。オーロラから。
「お願い……お願いですから、アリサちゃんは許してあげて!」
「大丈夫だよ、オーロラさん」
 涙さえ流して懇願するオーロラに、アリサは微笑んで見せる。ぎこちなく。
「ア、アリサは……負けないんだから」
 その声も微かに震えていた。
「よい覚悟よのう」
 ダミアンはアリサから向きを変え、ベッドの上のオーロラに顔を寄せる。
 裸に剥かれ、白い肌を隠すものはなにもない。散々弄った毛のない股間は桃色に染まり、可憐に淡く膨らんだ乳房がぷんと上を向いている。
 そのベッドに広がる長い金色の髪を撫で、ダミアンは唇を奪った。
「んっ」
 重なる口からくちゅくちゅと音が漏れる。舌を入れ、口腔内をしゃぶっている。舌を絡め、唾液を結び、ダミアンはようやく口を離した。
「よい歯並びじゃの」
「うっ」
 赤らめた顔を逸らすオーロラ。それが精一杯の反抗。黒の神殿に天使の力を封じられ、満足に動くことも出来ない。
「やめて。オーロラさんに変なことするな」
 今度はアリサが懇願する。怒鳴りながら。
「お主は後回しじゃ」
 ダミアンはオーロラの細い顎を掴むと、顔を上げさせる。
「そなたが相手をしている間は、アリサは無事じゃぞ」
「……いいわ。私を好きになさい」
 涙で揺れる瞳でオーロラはダミアンを見据えた。この身が犠牲になってアリサが救えるなら安いものだ。
 ダミアンは天使の美しい顔にぷらぷら揺れるちんこを差し向ける。アケミのおっぱいにぱふぱふされ、まだ縮んだままのちんこ。
「しゃぶれ」
「そんな……」
「よいのだぞ。アリサにしてもらっても」
「くっ」
 アリサちゃんのため。そう言い聞かせて、オーロラはそっと忌まわしいちんこに唇を寄せた。
「やめて! オーロラさん、そんなことしちゃダメ!」
「だ、大丈夫……」
 震える声で言い、その震える唇が、ちゅっとちんこの先端に触れる。
「おおっ」
 それだけでダミアンの股間に痺れが走り、ちんこに力がみなぎるようだった。
「ふふっ。天使の口づけ。なかなか美味よのう」
 ちろちろと醜悪な肉の塊にキスしながら、ツーと涙がこぼれる。だがやめるわけにはいかない。アリサを守るために。

 天使のキスを受けるたびにちんこがビクビクと反応し、すぐさまムクムクと肥大化する。
「あっ……」
 醜く膨らんだちんこを眼下にオーロラは怯えた声を出してしまう。
「口の中に入れよ」
「……」
 拒否できるわけもない。思い切ってぱくっと可憐な口の中に咥える。
「んー」
 たちまちすっぱい匂いが口の中に満ちる。男の肉臭さ。
「ふー」
 キスして舌を入れたときのように、口の中の形がはっきりとちんこに伝わってくる。歯並びの良い歯も。
「んんー」
 口の中いっぱいにちんこを咥え、歯がカチカチと皮に当たる。噛み切るなどという発想はなかった。もっとも、ダミアンのちんこは傷をつけるのも一苦労なのだが。
 咥えたものの、オーロラは口の中に入れるのが精一杯で、それ以上は出来なかった。
それでも暖かく狭い口は、ちんこに刺激をもたらすのに十分以上だった。
「もうよいぞ」
 硬く緊張しきった口から自ら腰を引いてちんこを抜く。唾液がいっぱいにくっつき糸を引いていた。
「がはっ、ごほっ」
「今度からは、ただ咥えるだけでなく、舌も使うのじゃぞ」
 咳きこむオーロラに語り、彼女の肩に手を回して、うつ伏せにひっくり返す。
「あっ」
 白い背中と白い翼、それに丸い小さなお尻がぷるんと揺れた。そのお尻に顔を寄せ、ダミアンはすっと割れ目をなぞる。
「きゃっ!?」
「ふむ。まだ濡れておらぬか」
 それもよい。
 小さな尻をぐっと持ち上げ、四つん這いにさせると、ダミアンはちんこを突きつける。獣のように。ただし尻穴に。
「ひっ!」
 そこに、不浄の穴に逞しい肉の圧力を受け、オーロラは美貌を引き攣らせた。
「やめてーっ!」
 アリサの悲痛な叫び。
「あ、ああっ……」
 すっかり青ざめた表情のオーロラ。ちんこが触れる尻が硬く緊張し、穴も狭まる。
 魔法天使は処女を失うと天界に帰る。だが堕天使になればその束縛からも解放される。堕天するまでは、尻穴を使うしかない。
 小振りの尻肉に、ちんこが灼熱の矢のように、ずぶっと肉を刺す。

「ひぎゃああああああーっ!!!」

 たちまち溢れる業火のような血。
 オーロラの白い背中がばたばたと激しくばたつき、白い翼がぱたぱた羽ばたき、長い金髪が乱れる。
 激しくのたうつ背中を見下ろしながら、ダミアンは一気に腰を叩きつけた。
「ひぎいいいいいいぃぃぃーっ!!!」
 野太いちんこがずぶずぶと突きこみ、半ばまでも埋まっていく。
「あ、あがぁ……」
 ぱくぱくと開閉するオーロラの口。もう悲鳴も出ない。見開かれた瞳からは大粒の涙が滝のように溢れていた。
「やめてーっ! ひどい、ひどすぎるよ、こんなっ!」

 アリサの叫び声もオーロラには聞こえていない。激痛で思考が真っ白に焼きついていた。
「ひいいぃ! があああぁーっ!」
 尻穴を貫かれ、血を流し、背中を仰け反らせて絶叫するその姿に、可憐な天使の面影はない。
「いたあああっ! ゆる、ゆるして、許してえええぇーっ!」
 無惨に泣き叫ぶ哀れな少女がいるだけだった。
 ダミアンはばたつく白い翼を鷲掴み、ごりごりと硬い尻穴をほじくっていく。
アナルの硬い穴がほぐれ、尻肉が捲れ上がり、血がさらに流れ、潤滑油となって滑りをよくした。
「ああっ……あああああっ。あぐうぅ」
 ビクビクとオーロラの背筋が痙攣し、ベッドに沈み込んだ。目は白目を剥き、口からは泡を噴いていた。
 ダミアンがアナルを抉っても、ピクピクと痙攣するだけで、ほとんど反応がない。
「ふむ」
 いささかやりすぎたか。失神したオーロラからちんこを引き抜くと、ぶるっと尻が震え、ぴゅーと血が吹き出た。噴水のように。
 その尻からの血の噴水に満足げに笑みを浮かべ、ダミアンは血に濡れたちんこをアリサに向けた。
「どうじゃ。天使といえど、この様じゃ」
「ひどい……ひどすぎるよ!」
 アリサの目もまた涙で濡れている。だが、真っ直ぐな怒りに燃えてもいた。
「よい瞳じゃ」
 なおも闘志を失わないアリサに感心し、歩み寄るダミアン。後ろ手に縛られ床に転がるアリサに腰を寄せ、血で汚れたちんこを差し出した。
「舐めてきれいにせよ」

 がぶっ。

 アリサは歯を立てて、醜悪なちんこに噛み付いた。
「むー!」
 千切れろとばかり、全身全霊を歯に込める。だがダミアンのちんこにはまるで歯が通らない。文字通り歯が立たない。
「むぐー」
 それでも噛み噛みと噛みつくアリサ。ダミアンの腰がぷるぷると震えた。こそばゆさに。
「痒いのう。なかなかのテクじゃ」
 アリサほど思い切ってちんこに噛みつく女の子も珍しい。それでもダミアンには痒いだけだった。
「うがー!」
 悔しさのあまり、アリサの瞳から大粒の涙が落ちる。その涙がちんこの根元の金玉に落ちた。
「もうよいぞ」
 ダミアンが腰を引いてちんこを抜くと、血は洗い流されていた。
「ぺっ。ぺっ」
 その代わり、アリサの口の中が血生臭くなる。オーロラの尻血で。ぺっと血を吐き出し、
アリサはなおもダミアンを睨み上げた。血に濡れた口元が美しい。
「ほう」
 じっとアリサを見据え、ダミアンが不意に呟く。
「兄上をよほど愛しておるのじゃな」
「な、なによ!」
 確かにアリサはお兄ちゃんのことを想っていた。きっとお兄ちゃんは助けに来てくれる。それまで頑張ろうと。
「だが果たして間に合うかな?」

 ヤマトにはダミアンのような移送の扉はないはずだ。どうしても時間がかかる。
「な、なんでそんなことが分かるのよ!」
「分かるのじゃよ」
 言いようのないおぞましさに、アリサは縛られた身で悶え、少しでも離れようとする。
 だがダミアンに足首を掴まれた。そのまま手が細い脚を這い上がり、付け根まで触れてくる。
「さ、触るなっ!」
「どーれ」
 アリサのふわっと広がるミニスカート。その中に両手が入り込み、一枚の布をずり下ろす。アリサの水玉パンツを。
「こらー! へんたいー!」
 アリサは頭をぶんぶん左右に振り回し、栗色のツインテールが大きく揺れる。
だがそうしても下半身には影響ない。
 するすると水玉パンツがずり下ろされ、脱がされ、ダミアンの両手に収まる。
「可愛いパンティーよのう」
 顔の前にかざし、くんくんと匂いを嗅ぐ。
「やめろー! へんたい! へんたい! へんたい!」
「へんたいとは無礼じゃの」
 ダミアンはへんたいと呼ばれると傷付く繊細な心の持ち主である。
 アリサのへんたい連呼に傷心を抱えながら、水玉パンツを大事にちんこの皮の内側に仕舞い込む。
 アリサのパンツを被るとどうなるかは後のお楽しみ。
「さて」
 ダミアンのちんこがぎゅいーんと伸びる。アリサの胸元を隠す赤い布をさくっと引き裂いた。
「きゃあーっ!」
 淡い膨らみが晒され、ぷるんとも揺れない。多少は大きくなってもまだ小学6年生。小さいは可愛い。巨乳の小学生など魔法少女でもなかなかいない。
「うむ。よいおっぱいじゃ」
 小振りの胸に目を和ませるダミアン。巨乳にやられたばかりで、小さい胸のほうが安心できる。
「見るなー」
 涙目で訴えるアリサ。もう威勢の良さはない。
「可愛い胸じゃのう」
 小学6年生の淡い膨らみ。手で覆うとすっぽりと隠れてしまう。
「触るなー」
 小さいがそれでもぷにぷにと柔らかい感触。手の平で捏ねるように揉みほぐしていく。
 こねこねこねよう、小学生のおっぱい。こねこね。こねこねこねこね。
「くっ」
 アリサは歯を食い縛って耐えた。気持ち悪さとむず痒さに。

 こねこね。小さいおっぱいをこねよう。可愛いおっぱい。小さいは可愛い。

「あ、あんたなんか……。お兄ちゃんが、やっつけるんだからぁ」
「兄上は今ごろ他の女を抱いておるのではないか」
「そ、そんなことないもん!」
「そうかの? お主のほっぺたを叩いたのじゃぞ」
 痛みとともに思い出す。撫子お姉ちゃんを抹殺しようとして、平手打ちされたことを。
「ち、違うもん! お兄ちゃんはアリサが一番なんだもん」
「どうだかのう」
 ダミアンの指がついっと抓る。コリコリと硬くなった乳首を。
「嫌っ!」

「コリコリしてよい感触じゃのう」
「さわ、触るなぁっ!」
 甘酸っぱい息を吐きながらアリサは怒鳴る。赤い頬で。
「よく仕込まれておるのう」
 未成熟ながら兄によって開発されたアリサの青い肢体。それをダミアンは存分に愉しんでいく。
 ぷっくり尖った乳首を指先で弄り、突付き、小刻みに震える胸を堪能していく。
「ううっ、ぐっ」
 切なく甘い息を吐きながら、アリサは口を固く結んで声が漏れるのを抑えた。
 兄以外の男に抱かれて感じるなんて、妹のプライドが許さなかった。それでもアリサの身体は正直に反応してしまう。
 胸から手を離し、ダミアンはスカートを摘み上げた。パンツは脱がされている。
「ほう。もう濡れておるわ」
「ごめんなさい……。ごめんなさい、お兄ちゃん……」
 涙とともに謝罪の言葉が出る。
「やだぁ……。お兄ちゃんとじゃないと嫌だよぉ」
「まあ、そう言うでない。余も優しくするぞよ」
 ダミアンの勃起したままのちんこがスカートの中に忍び入る。戦闘時の馬鹿でかい大きさではないが、それでもアリサの幼い秘唇にはあまりに大きすぎた。
「これではきついか」
 にょーとちんこが一回り小さくなった。伸縮自在の完璧なちんこコントロール。
「ひぎっ!」
 小さくなっても、怒張には変わりない。熱い先端が股間に触れ、秘唇がきゅっと締まった。
 その狭い入り口に、ぐいぐいとちんこの先端が押し付けられる。
「いたぁ……いやっ……」
 下半身を突き上げてくる圧迫感に、アリサは背筋を仰け反らせて逃れようとした。
だが太ももをつかまれ、後ろ手に縛られ、動けない。逃れられない。
「あ、ああっ……アガアーッ!」
 遂に圧力が限界を超え、肉ひだを捲くり、異物が胎内に突き刺さる。
「ひいいぃっ! イヤアアアーッ!!!」
 真っ白な衝撃が思考を染め、痛みも何もかも感じさせなくなる。ただずぶずぶっと肉の塊りが下半身に埋まっていく圧迫感がする。
「あ、ああぁ……あー……」
 ツーと熱い涙がこぼれ、霞んだ視界にダミアンの顔が映る。兄ではない男。
兄以外の男に身体を奪われた。犯された。
「ああっ……嫌、イヤアアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!」
 絶叫するアリサを、ダミアンは淡々とした表情で見下ろす。
 アリサの幼い割れ目にちんこを突き刺しながら、そのキツキツの感触に酔い痴れる。
ちんこは半分も埋まっていないが、それでも刺激を伝えるのに十分だった。
 狭く、熱く、そして幼いアリサの割れ目。その全てをダミアンのちんこが埋め、満たしていく。
「ああっ、あううぅ、抜いて、抜いてよ」
 泣きじゃくりながら、アリサがか細い声で哀願してくる。
「抜いて……ぬいて、ぬいて、ぬいてぬいてぬいて、ぬいてえええぇーっ!!!」
「アリサちゃん!」
 アリサの叫びに、ベッドの上からも悲鳴が重なる。尻から血を流すオーロラが目覚めたようだ。
「やめて! もうやめてください!」
「ぬいてええーっ!!!」
 オーロラとアリサの悲痛な叫びが重なる。

「そこで見ておるがよい」
 ちんこに力を込めながら、ダミアンは顔をオーロラに向ける。汗一つかいていない。アリサもオーロラも汗まみれだというのに。
「アリサが余の子種を受け入れるのをな」
「駄目ーっ!」
「やめてーっ!」
 不意にダミアンが大きく腰を突き上げ、どくっと放った精液を。
「イヤアアアアアアアアアーッ!」
「アリサちゃーん!」
 二人の悲鳴に耳を立て、ダミアンは欲望を思い切りアリサの胎内に注ぎ込む。
「あああっ! アガアアーッ!」
 アリサの背中が仰け反り、ぽろっと膣からちんこが抜け落ちた。あまりの射精の勢いに抜けたらしい。
 そのまま射精を続き、アリサの体に白いシャワーを降らしていく。
「ああ、あぁ……」
 白く染め上げられながら、アリサはぼんやりと虚ろな瞳で宙を見上げ、不意にその視界が暗くなった。
 魔力がダミアンに奪われ、アリサの変身が解けたのだ。部屋の中は真っ暗。
普通の女の子になったありさには何も見えない。
 ツインテールからショートヘアになり、唯一残っているスカートだけが変身前のものに戻る。何も見えない瞳はぼんやりと上を向いていた。
「余の命令を聞くのじゃー」
 魔力を吸収すると、すかさずダミアンは服従の呪いをかける。
 ばちっ。
 青い火花が散って、ダミアンは自分の手を見た。
「ほう」
 呪いがはじかれたのだ。強い意志があればダミアンの服従の呪いは跳ね返せる。
「まだ余に逆らうか。面白い」
 それでこそ屈服しがいがある。
「来い」
 ありさを抱えると、ダミアンは部屋を後にしようとする。
「待って。もう酷い事はしないで」
「待っておれ。この女子が、余の配下になるのをな」
 何もない壁に隠し扉が出現し、ダミアンは部屋を出て行った。
「アリサちゃん……ごめんなさい」
 ただ見送ることしか出来ず、オーロラは泣いた。
「わあああああああぁぁぁーっ」

 部屋を出ると、そこは本殿だった。だがありさには何も見えない。
 ありさを抱えたダミアンは奥の女神像の足元、二つの黒い魔力球まで歩み寄る。そしてありさの手を取り、触れさせた。
「魔力が回復したであろう」
 ぼんやりと頷くありさ。ダミアンは床に降ろすと、後ろ手に縛っていた魔法封じの銀色の縄をほどいた。
「変身してみよ」
「……マジカライズ」
 よろよろと起き上がり、さっと変身。
「マジカル☆アリサ、ちゃきちゃき行くよー」
 精液をかけられたままだが、衣装だけは元通り、アリサは早速、魔法のバトンをダミアンに突きつける。
「ダミアン! 今度こそ覚悟」
「ふむふむ。元気よのう。だが、まあ待て。見てみよ」
「えっ?」
 ダミアンが横を向き、アリサもそちらを見る。そして気付いた。
「こんな……ひどい……」

 広大な本殿の間。ダミアンの同志の魔物と、服従させた正義の魔法少女たちがいた。
 肌を重ね、熱く悶えながら。
「あああっ!」
 アリサよりも小さなプリンの妖精、マジカル☆ユイが黒い虎男のブラストルの膝の上で悶えている。座位でバックから突かれているのだ。
「はうっ! はううぅ!」 はうんっ!」
 ブルマーのマジカル☆チヒロが、狼男のケーニッヒに獣のように後ろから激しく突かれている。ブルマーは破かれているだけで脱がさない。
「ああんっ。ふあっ」
「はああっ。ああっ」
 そして他の魔物たちが輪になった中、ショートヘアのマジカル☆アオイと、茶色の長髪のマジカル☆ホナミが、互いに裸の肌を絡めていた。
「ほれほれ」
「もっと色っぽくやらんか」
 魔法少女同士でエッチをさせられ、それを囃し立てながら見ている魔物たち。
「あれはな。魔法少女同士でエッチさせ、負けたほうを皆で抱くのじゃ」
「ひどい……ひどすぎるよ! こんなの!」
 ぎゅっとバトンを握る手に力がこもる。
「やめさせたいか。ならばチャンスをやろう」
 前に出たダミアンが皆に告げる。
「皆の衆。ここにいるマジカル☆アリサが勝負を挑むそうじゃぞ」
 その言葉に魔物たちの視線がアリサに集中し、そして戦闘体勢になる。
犯されていたユイとチヒロ、エッチしていたアオイとホナミも、それぞれの武器を構えた。アリサに向けて。
「え? ええっ」
「さあ、アリサよ。ここにいる魔物と魔法少女全員に勝ったら、皆を解放してやるぞよ」
「そんな……」
 今での戦いで数を減らしたとはいえ、ダミアン軍団はまだ10体はいる。さらに正義の魔法少女たちも加わっていた。
「マジカル☆ダブルトマホーク」
 それでもやるしかない。バトンを斧に変え、アリサは精液で染められた身でよろよろと前に出る。股間が痛い。まだ何か挟まったような違和感。
「わああああぁぁぁぁぁーっ!」
 叫びながら突撃する。魔物と魔法少女全員を相手に。
「きゃああああああーっ!」
 一瞬にして砲撃で吹き飛ばされ、格闘で叩き伏せられる。そして魔法少女たちが四肢を押さえ、魔物たちが一斉に飛びかかってきた。
「やめてっ! やめてーっ! ぎゃあああああーっ! ぐぎゃああああああーっ!
 いたい! 痛いよ、やめてっ! やだああーっ! お兄ちゃん! 助けてよ、お兄ちゃん!
 お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃん! 助けて! 助けてよーっ!
 イヤアアアアアアアアーっ! こんな、もうこんなのイヤーッ!
 やだああああーっ! たすけてっ! 助けてお兄ちゃん!
 お兄ちゃあああああぁぁぁぁぁん!!! いやあああああああああーっ!!!
 ひぎゃああああぁーっ! 許して! ゆるしてえええぇぇぇーっ!!!」

 嬲られるアリサの絶叫が黒の神殿に響き渡っていく。

(つづく)